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高精細複製品によるあたらしい屏風体験「国宝 松林図屏風」(@東京国立博物館)が始まります!(終了しました)

2018年12月21日
 

 2019年1月2日(水)から2月3日(日)のあいだ、東京国立博物館 本館特別4室において、高精細複製品によるあたらしい屏風体験「国宝 松林図屏風(しょうりんずびょうぶ)」を開催します。

映像イメージ©Prototype.inc

 日本の水墨画の最高傑作と称えられる長谷川等伯(はせがわとうはく)筆「国宝 松林図屏風」の世界を、高精細複製品と映像のインスタレーションで体感していただく展示です。
 屏風は古くから部屋を飾ったり、仕切ったりするために使われてきましたが、現代の私たちの生活からは遠い存在となっています。今回の展示では、ガラスケースなしで、畳に座ってじっくり屏風を眺めるという本来のスタイルで鑑賞いただけます。さらに、想像力を広げる映像で、日本美術を代表する絵師が屏風に描いた世界を、より能動的に五感で楽しむことができます。名画の世界に入り込む体験を、ぜひお楽しみください。

≪国宝「松林図屏風」について≫

原本     長谷川等伯筆
安土桃山時代・16世紀
紙本墨画
東京国立博物館蔵


※原本は2019年1月2日(水)~ 1月14日(月・祝)のあいだ、本館2室(国宝室)にて展示されます。

高精細複製品     2008年制作
和紙に印刷
東京国立博物館蔵


※画像は高精細複製品

≪高精細複製品の制作について≫
 この高精細複製品は、オリジナル作品を劣化から守りつつ、多くの方に日本古来の貴重な文化財に親しんでいただくことを目的として、キヤノン株式会社ならびに特定非営利活動法人京都文化協会が共同で行っている「綴(つづり)プロジェクト」(正式名称:文化財未来継承プロジェクト)で制作されました。文化財の活用を促進する「文化財活用センター」の事業のひとつとして展示しています。

≪綴プロジェクトについて≫
 「綴プロジェクト」は、オリジナル文化財の保存と高精細複製品の活用を目的として、京都文化協会が主催し、キヤノンが共催して推進している社会貢献活動です。キヤノンの入力、画像処理、出力に至る先進のデジタル技術と、京都伝統工芸の匠の技との融合により、屏風や襖絵、絵巻物など古くから日本に伝わる貴重な文化財の高精細な複製品を制作して寄贈しています。
 2007年からスタートした本プロジェクトでは、海外に渡る以前の所有者などに寄贈する「海外に渡った日本の文化財」と、中学校の教科書に掲載の多い文化財などを対象に、教育現場で生きた教材として活用する「歴史をひもとく文化財」の2つのテーマのもと、毎年文化財を選定しています。現在までに全38作品を制作し、寄贈しました。

■展示情報■
高精細複製品によるあたらしい屏風体験「国宝 松林図屏風」

2019年1月2日(水) ~ 2月3日(日)
本館特別4室
※総合文化展観覧料でご覧いただけます
東京国立博物館サイト_本展紹介

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